戦う虹を見てない【環境考察のようなもの】

141pt   2017-06-27 23:51
といぶろ

1章 戦う虹をまだ見てない

日本一決定戦お疲れ様でした。
環境考察と銘打っては見ましたが、オンシーズン通して1回も試合をしていない僕にそんな器はなく、
やるとしてもデッキレシピ全部あがってからのほうが詳細な考察はできるだろうと思ってはいるのですが、
どうしても言わせてほしい。

戦う虹を見てない。

どういうことか、まずは日本一決定戦の上位4デッキを見てみよう。

サーナイトGXオクタン
ネクロズマGXオーロット
マーシャドーGXこうしん
グソクムシャGXジュナイパーGX

これである。SM3は「光を喰らう闇」だけだったのか。
だとしたらなんて良エキスパンションなのだろうか。

当初はフラダリと半々くらいになると予想していた人もいた『グズマ』も、
環境からフラダリを消し去る必須カードとなっている。

あとギャラドスもまあまあ強い。


対して、もう一つのエキスパンション『戦う虹を見たか』はどうだ。

ベスト8のホウオウGXがたぶん最高成績だろう。
あとは、優勝デッキに1まいだけ入っているディアンシーだろうか。

ホウオウぅぅぅぅ!!なにやってるんだぁぁぁぁぁ!!!!

パッケージをみたときあんなにワクワクしたではないか。
ホウオウが羽ばたくのを見て、ワクワクしない20代はいない。

SM2の「アローラの月光」と「キミを待つ島々」は、最初は月光圧勝と思われていたが、
あとからだんだんとバクガメスGX、アローラキュウコンGX、カプ・コケコGXがすべて結果を出し、
(ジャラランガ?そんなやつは知らん!!)
完璧な良エキスパンションだったではないか。

(このあたりでキーボードを打つ手にもだんだんと力がこもる。ここはバスの中だ。)




2章 戦う虹をなぜ見てない

1章では、「戦う虹を見たか」のカードを全然見ていないことに言及した。
2章では、その現象がなぜおこったのか、
「戦う虹を見たか」のポケモンが果たして弱かったのか、
日本一決定戦を観戦した様子から考察してみる。
事実上の環境考察である。
ピカチュウ、俺いつかあのポケモンをゲットするよ。

ポケモンカードサブカルマンの私が環境考察なんてものをはじめるくらいなのだから、
よほど書きたいということだ。よほど感情を吐き出したいということだ。

(ここはバスの中だ。すでにバス内の全員がこの記事を書いている音を聞いている)(エンターパァァァン!!!)


結論から言うと、
「戦う虹を見たか」のカードは、決して弱いスペックではない。
弱いことが書いてあるカードではない。

しかし、現環境において活躍をすることが非常に難しい状況といえるだろう。

その要因となっているのが、まさに「光を喰らう闇」で登場した2枚のカード

①ネクロズマGX
②サーナイトGX

の2枚であるという説を提唱する。
これを「喰われた虹説」と名付けるとしよう。ダサい。


①ネクロズマGX

発売日に書いた新カードを考察する記事でも、
「ブラックレイGX」というワザが、環境に大きく影響するだろうと述べた。
述べたってほど述べてなかったけど。

とにかく、たねポケモンが無色3個で撃てるワザということで、
どこからでも飛んでくる危険があります。

ということで、GXやEXを並べるデッキがそもそも使いづらくなった。
ここまでは誰でも気がつく。

それに伴って起こるのが当然非EXが増えたということ。
、つまるところHP水準が下がった。

各決勝トーナメントを見ていても、ついこの前までは190点、230点あたりがでていた環境とはうってかわって低速環境。
まぁ、これはネクロズマと共に組まれるオーロットのせいでもあるが、

とにかく、オドリドリやテテフが大活躍する省コスト高効率な環境になった。

HP水準が下がったということで、要求される火力水準が下がった。

相手にHP180のポケモンがいなければ180の打点は意味がないし、
300点なんてもってのほかである。

ゆえに、高火力のポケモンが活躍しづらくなった、
その結果、ホウオウGXやリザードンGXを選択するメリットが薄くなったのではないだろうか。


②サーナイトGX

(ちゃきさんおめでとう!!)

サーナイトGXというカードは、
皆さん知っていると思うが、相手にエネルギーが付いているほど火力があがる。

つまり、カウンター性能の高いポケモンであるという見方ができる。
サーナイトの強さは今更説明するまでもなく、
ディアンシーのワザ、自身の特性で展開できるため、安定性が高く、
高耐久、高効率、状況によっては高速、そしてリソースが途切れない。

例えばホウオウに4エネを貼って180ダメージを出すと、
サーナイトGXはその返しに3エネで210ダメージを出せる。

サーナイトGXに3エネをつけるのはそれほど難しくはない。
これだけ効率の良いカウンターを決められるとさすがにアドバンテージを取られていくので、
正直、必要エネルギーの多いポケモンで相手はしたくない。

そして、オンバーンGX、アローラベトベトンGXにとっては、
サーナイトのフェアリーというタイプが大きな向かい風だ。

オンバーンは自分と相手を合わせて4エネついていれば倒されるし、
アローラベトベトンはサーナイトGXをどくやけどマヒにして3エネをつけて攻撃してもまだワンパンできない。
どちらもサーナイトと戦うと、かけたコストにリターンが見合わない結果となる。

そして、リザードンGXの頼みの綱のレイジングアウトGXも、
トワイライトGXでリカバリーされるとかなり痛手である。
ここは実際にマッチアップしたのを見たわけではないのでわからないが。

よって、戦う虹が見られない大きな原因の2つ目は、
環境に多いサーナイトGXに軒並み不利をとる(気がする)という点。

光を喰らうのは闇だけではない。
光より眩しい光によって人々は虹を見られなくなった。
普通にサーナイトを虹に収録すればよかったのでは?


ということで、2章のまとめとしては、
①ネクロズマGX、②サーナイトGXという2枚のカードにより
環境の構造は大きく変わり、そこに有利を取れない(ように見える)戦う虹のGXは選択されなかった。
という仮説を立てた。

しかし、「不利をとる(気がする)」「有利を取れない(ように見える)」と書いたように、
それらはまだきちんと検証をされたわけではない。
そしてこれらは1枚1枚のカードに書いてあることを読み比べただけであり、
ポケモンカードは1枚で戦うゲームではない。60枚で戦うゲームなのである。
さらに言えば、昨日の環境と今日の環境はまた変わってくる。
Aが強ければAに勝てるBが強く、そして明日はCが強い。かもしれない。

次回、3章 戦う虹を見たい!!
では、どのようなロジックを用いれば、戦う虹を見たかのカードが活躍できるか仮説を立てる。
その上で自分でデッキを組んで検証していくことができれば幸いである。

ぜひとも読者の方々も、戦う虹で戦ってみて、いろいろと検証をしていただければ幸いである。
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